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「アーマ」をためない生き方
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんばんは。
新緑が美しい季節です。
ゴールデンウイークに突入し、4月からの緊張がフッと緩まるこの時期。
身体が重い、朝起きられない、食欲がわかない、何となく不調・・・、ということはないでしょうか。
そんな時、アーユルヴェーダでは体内にたまった「アーマ」を疑います。
人が何かを食べると、それは消化・吸収されて身体の一部となり、不要なカスは排出されます。
アーユルヴェーダでは、この時消化が完全にできず、不要物としても排出できず、身体の中にたまったままとなった未消化物ができる場合があると考え、それを「アーマ」と呼んでいます。
アーマが体内にあると身体の正常な機能が阻害され、身体が重い、寝起きが悪いなどの様々な不調を感じるようになります。
アーユルヴェーダでは、このアーマを解消することで、心身ともに健やかに保つことができると考え、その解決法を教えています。
アーマは、目で見たり、つかんだりできないものとされていますが、たまっていると現れる症状があります。
次に3つをチェックしてみてください。
自覚があれば要注意です。
①「臭い」
口臭や体臭、おならのにおいが気になる。
②「ベタベタする」
肌や口の中がベタベタする。便の粘性が強くなる。
③「重い」
身体が重い、気が重い。
早速、簡単に取り入れられる、3つのアーマ解消法を紹介します。
①「お腹が空いてから食べる」
朝・昼・晩と、時間で食べる習慣の人には案外を難しいことです。
間食をして、空腹でもないのに食事をするのもNG。
「空腹感がない=アーマがある」ということなのです。
過剰に食べたものがアーマ化している可能性が高いです。
②「消化力を上げる」
アーマを作らない前提をして、「消化の力=アグニ」を強く整った状態にしておくことが大切です。
塩味・辛味・酸味はアグニをあげてくれます。
空腹感はあるのに食欲がないという時には、味付けを工夫してみてください。
③「白湯を飲む」
寝る直前、65℃程度の白湯をすするように飲みます。
実はこれが一番のおススメの解消法。
熱めの白湯を体内に通すことで、一つにはアグニを強め、さらに「流す力=スロータス」をサポートして、排出力を高められるのです。
アーマの消化を促し、体内をスッキリ流していきます。
この方法は、老若男女、ライフスタイルに関わらず、取り入れやすいところが魅力です。
*白湯は寝る直前に飲むのが良いですが、朝や食事中に飲んでももちろん良いです。朝飲む場合は、胃腸への負担を軽くするため、ぬるめでゆっくり飲むようにしましょう。
この3つの方法は、どれも消化の力(アグニ)や流す力(スロータス)を整え強くしてくれるアーユルヴェーダの智慧です。
一つ取り入れるだけでも、変化を感じられると思います。
シンプルで正しい方法を習慣にし、アーマをためない健やかな生き方に手を伸ばしてみましょう(^^♪