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梅雨の時期の養生
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
おはようございます。
天候が不安定で、寒暖差も激しいこの季節。
ジメジメとした梅雨の季節は、身体の重さや怠さを感じたり、食欲がなくなったりと、天気と同じように体調も何だかスッキリしません。
中国の伝統医学でもある中医学では、このような湿気が多い時期の体調不良を「湿邪(しつじゃ)」と結びつけて考えるそうです。
湿気の多いこの季節は、湿邪が身体に入りやすく、様々な不調が現れます。
では、身体が湿邪に侵されると、どのような症状が現れるのでしょうか。
まず、湿邪は「重い」という特徴があるので、頭がスッキリせず、身体が怠くなります。
普段から血行が悪く、水分代謝(水分の排出がスムーズになされないこと)が良くない人は、水分の停滞により身体のむくみが普段より強く出ることがあります。
消化の促進も上手くいかず、胃の不調といった症状が現れることもあります。
また、湿邪は「濁(だく)」という特徴もあります。
清潔の反対です。
皮膚が不安定な状態になりますので、皮膚の慢性疾患のある人は特に気を付けてケアしていきたいです。
そして、尿の濁り、残尿感、排尿痛などの尿のトラブルも多く見られるそうで、なるべく膀胱に負担を掛けないように心掛けていきましょう。
水分代謝がよくなるように、利尿作用のあるもの(お茶・コーヒーなど)で、余分な水分を取り除き湿邪を発散させましょう。
梅雨はうつ状態になりやすい時期でもあります。
雨の日が続くと外出もおっくうになります。
そんな季節だからこそ、毎日を楽しく過ごす工夫をしていきたいものです。
そこで、私のちょっとした心掛けをご紹介します。
それは、時間のゆとりを持つことです。
時間のストレスを作らないように、何にしてもゆとりを持って行動します。
24時間を予定でパンパンにせず、”あそび”をつくります。
お気に入りのカフェで読書をしたり、友達とおしゃべりを楽しみます。
映画館やプラネタリウムや舞台を見に行きます。
夏らしいてぬぐいや、うちわを買いました。
雨でも、あえておしゃれをします。
植物を育てたり、部屋の掃除や模様替えをします。
そして、十分な睡眠を取ります。
湿邪に負けず、生活のちょっとした心掛けで、心身ともに元気な梅雨を過ごしていきましょう(^^♪