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心の取り扱い説明書「ヨガ哲学」②
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんばんは。
週末の夜に、まったりとヨガ哲学に触れてみるのもよいものです。
地図があれば迷うことなく旅ができるように、ヨガ哲学(ヨガの知識)はヨガの実践を安定させてくれます。
地図を持っていても旅にでなければ意味がないように、ヨガも実践していくことに意味があるのです。
ヨガの実践には8つの段階があると、ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」を編纂した賢者パタンジャリは述べています。
これを「八支則(はちしそく)」といいます。
その8つを簡単に紹介します。
1,ヤマ(日常生活の中で行わない方がよいこと)
2,ニヤマ(日常生活の中で行った方がよいこと)
3,アーサナ(座法・ポーズ)
4,プラーナヤーマ(呼吸法)
5,プラティヤハーラ(感覚の制御)
6,ダーラナ(集中)
7,ディヤーナ(瞑想)
8,サマーディ(三昧・超越意識状態)
繰り返しになりますが、ヨガの目的は「心の働きをコントロールして鎮めること」です。
8番目のサマーディは、まさにその状態です(ニルビージャ・サマーディ)。
サマーディを目指すために7番目の瞑想(ディヤーナ)が必要であり、瞑想するために6番目の集中(ダーラナ)が必要であり・・・といったように、ヨガの練習はこの8段階を遡っていくことになります。
ということは、八支則の最初の2つ「ヤマ(日常生活の中で行わない方がよいこと)」・「ニヤマ(日常生活の中で行った方がよいこと)」ができていないと、3番目の座法・ポーズ(アーサナ)や、4番目の呼吸法(プラーナヤーマ)をしても意味がないと教えているのです。
ヨガは生きていく上での、心得・心構えであるとも言えます。
次回は日常生活の心構えである「ヤマ」・「ニヤマ」について説明していきます。
お楽しみに(^^♪