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心の取り扱い説明書「ヨガ哲学」①
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
おはようございます。
恩師、佐藤ゴウ先生から「ヨガ哲学」を学び続けています。
少しづつ、皆さまとシェアできたらと思います。
「ヨガ哲学」という言葉をご存じですか?
「哲学なんて、なんだか小難しそうだな・・・」と思うかもしれません。
ヨガ哲学とは、すごく簡単に言ってしまうと、ヨガの考え方のことです。
ヨガでは、ポーズを取ったり、瞑想をしたり、呼吸法をしたりしますが、全てヨガ哲学に基づいて行われています。
このヨガの教えは日常に活かせることばかりなのです。
ヨガ哲学の話の前に、ヨガの起源についてお話します。
ヨガの起源は、約5000年前に栄えたインダス文明だと言われています。
インダス文明は、インドのインダス川流域に栄えた古代文明です。
モヘンジョダロの遺跡が有名ですが、そこからヨガをする修行僧が、瞑想や座禅を組んで座っている絵や像などが発掘されています。
現代では、女性が行うフィットネスとしてのイメージが強いヨガですが、もともとは、インドの男性の修行僧の間で行われていた修行の一貫だったと言われています。
このような歴史的背景から、精神的な部分を説いたヨガ哲学が存在するのです。
ヨガをする目的は、ダイエットのためでしょうか?
それとも、運動不足解消のためでしょうか?
身体的には、それもアリだと思います。
ヨガ哲学では、ヨガとは「心の動きを穏やかにすること」と言われています。
ヨガの語源は「ユジュ(結ぶ・つなぐ)」で、「牛や馬を荷台に結びつける」という意味です。
私たちの心は常に外部から色々な刺激を受け、不安になったり、イライラしたりと、常に天気のように変化します。
この心の動きは、牛や馬を表しています。
その牛や馬の動き(心の動き)を上手くコントロールする御者が、本当の自分自身です。
つまり、牛や馬をコントロールするように、自分をコントロールすること。
コントロールが上手くなると、私たちの心は静まり、どんな時も穏やかな状態でいられます。
それが、本当の意味でのヨガのゴールです。
そして、自分を穏やかにする方法として、ヨガのポーズや呼吸法、瞑想があるのです。
ヨガ哲学が目指すのは、どんな時も穏やかな自分でいられる内面へのアプローチなのです。
次回は、日常で生きやすくなるヨガの考え方をご紹介したいと思います。
お楽しみに(^^♪