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ヨガ哲学の話

おうちヨガto smile


 ~もっと人生が豊かになるヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~






おはようございます。

少しづつ過ごしやすい日が増えてきました。

「ヨガの予約がなかなか取れない~」との、お言葉を頂きました。

そこで、9月・10月予約空き状況がふさがっていても、何とかなるかもしれませんので、一応、希望日時をお知らせください。




私は長く佐藤ゴウ先生からヨガ哲学を習っています。

ヨガ哲学って難しいけれど興味がある、という人も多いのではないでしょうか?

確かにヨガ哲学は日常生活、しいては人生に役に立ちます。

時に、自身を救ってくれます。

ヨガ哲学は、師弟継承、グル(師匠)からサーダカ(弟子)に伝えられていきます。

そこで、ジャヤーナンダ先生からゴウ先生、ゴウ先生から私に伝わったヨガ哲学の学びを、そのまま余計なものを入れずに、皆さんにお伝えしたいと思います。




ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」の冒頭には、このように書かれています。

”ヨーガ ハ チッタ ヴルッティ ニローダハ”

ヨガは心の動きを鎮めること、という意味です。

 

心を移ろいやすいものです。

移ろいやすいものを、無理に止めることは、もう既に心が動いている証拠です。

ヨガは忙しい心を鎮め、穏やかで平和で調和のとれた、本来の幸せな自分へと近づくことなのだと経典に書かれているのです。

 

 

私たちの本質は、身体でも心でもなく、魂です。

その魂は、本来とてもシンプルで、苦悩や悲しみなどは知らないものでした。

ところが、様々な経験や感情によって魂は複雑になり、苦悩を知りました。

私たちが今「自分」と捉えているものは、本来の自分ではなく、今までの経験で身につけてしまった複雑化した魂なのです。

その複雑化した魂で、自分自身を良い悪いとジャッジしてしまうのはいかがなものでしょうか?

 

 

ヨガとは、ポーズ(アーサナ)を解剖学的にバッチリキッチリときめることは、さほど問題ではありません。

一番大切で求められるものは、今、この瞬間の自分自身を認め、受け入れ、そして否定せず受け入れることです。

自分自身を愛することです。

自分を嫌いな人が、他の人を愛することは不可能です。

シンプルでいて、とても難しいことです。

忙しい日々の中で、時間や予定に流されている状況では、本当に困難なことです。

しかし、それがヨガから本当に学びたいことなのです。



 

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