Blog ブログ CATEGORY ALL お知らせブログ 2020.10.04 ブログ ヨガの教え「アヒムサー」 おうちヨガto smile ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~ こんにちは。 レッスンで毎日池袋まで出かけますが、街へ出ると素敵なおしゃれさんを見つけて、思わず振り返ってしまうことがあります。 以前の私なら、「あんなワンピースが欲しい!!」と、買い物に出かけていたと思います。 しかしヨガを始めるようになってから、「欲しい!!」という欲がそこまである訳ではないと、手放せるようになりました。 服の数を減らして定番を見つけ、気に入っているものしか残っていない状態で、「私は充分」と思えるようになったのかもしれません。 人と比べて、張り合うようなことをやめたからかもしれません。 とはいえ、おしゃれを楽しんでいたい気持ちはあります。 服をいくつも買わなくても、新しいものを買わなくても、持っているものに心を配り、今の私のものと付き合っていきたいですね。 ヨガの目的をご存知ですか? 「心の働きを鎮めること。(ヨガ・ハ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ)」 その状態を目指すために、8つの段階があると、ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」に記されています。 これを「八支則(はちしそく)」をいいます。 八支則の最初の2つ、「ヤマ」「ニヤマ」には、日常生活での心構えが書かれています。 一番最初の「ヤマ」には、日常生活で、してはいけないことがいくつか記されています。 その中の一つ、「アヒムサー」。 アヒムサーとは、非暴力=暴力を振わない、という意味です。 それは、生きているものすべて、人や動物、植物、自然にも、行動、言葉、思いのすべてにおいて暴力を振わないこと、傷つけないことを意味します。 そして、アヒムサーの教えは、他の誰かに対してだけではありません。 自分自身に対しても同様です。 自分に暴力を振わないことは、自分に苦痛を与えないということ、自分に優しくするということです。 アーサナ(ポーズ)を取るときにも、アヒムサーは大切です。 ヨガのポーズで大切なことは、安定していること、快適であることです。 もともとアーサナは、長時間快適に瞑想をするための、姿勢の練習です。 そのために生まれたのがアーサナです。 難しいポーズを取ることがゴールではなく、目指すのは自分自身が、安定して快適であること。 つまり、苦痛がないことです。 皆さんはどのような表情でポーズを取っていますか? 怖い顔で、眉間にシワを寄せて頑張ることは、自分に優しいことではありません。 また、できないことで自分を否定することも、アヒムサーに反します。 どんなときでも、自分に優しく、快適に、笑顔でポーズを取れることが一番大切なことです。 そして、アヒムサーは、ヨガだけでなく、日常生活の上でも重要なことです。 行動、言葉、思いにおいて、自分に優しくできると、その優しさは段々と周りにも広がっていきます。 自分に優しくできて、初めて本当の意味で他人にも優しくなれるものです。 自身から生まれる優しさは、アヒムサーの波となり、周りとの調和として平和につながっていきます。 笑顔の連鎖と同様ですね。 ヨガの教えはポーズを取るときだけでなく、日常生活にも生きていくものです。 早速、アヒムサーを実践してみましょう。 ヨガはもちろん、普段の生活も、もっと快適で楽しくなると思います。 ブログ一覧
2020.10.04 ブログ ヨガの教え「アヒムサー」 おうちヨガto smile ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~ こんにちは。 レッスンで毎日池袋まで出かけますが、街へ出ると素敵なおしゃれさんを見つけて、思わず振り返ってしまうことがあります。 以前の私なら、「あんなワンピースが欲しい!!」と、買い物に出かけていたと思います。 しかしヨガを始めるようになってから、「欲しい!!」という欲がそこまである訳ではないと、手放せるようになりました。 服の数を減らして定番を見つけ、気に入っているものしか残っていない状態で、「私は充分」と思えるようになったのかもしれません。 人と比べて、張り合うようなことをやめたからかもしれません。 とはいえ、おしゃれを楽しんでいたい気持ちはあります。 服をいくつも買わなくても、新しいものを買わなくても、持っているものに心を配り、今の私のものと付き合っていきたいですね。 ヨガの目的をご存知ですか? 「心の働きを鎮めること。(ヨガ・ハ・チッタ・ヴリッティ・ニローダハ)」 その状態を目指すために、8つの段階があると、ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」に記されています。 これを「八支則(はちしそく)」をいいます。 八支則の最初の2つ、「ヤマ」「ニヤマ」には、日常生活での心構えが書かれています。 一番最初の「ヤマ」には、日常生活で、してはいけないことがいくつか記されています。 その中の一つ、「アヒムサー」。 アヒムサーとは、非暴力=暴力を振わない、という意味です。 それは、生きているものすべて、人や動物、植物、自然にも、行動、言葉、思いのすべてにおいて暴力を振わないこと、傷つけないことを意味します。 そして、アヒムサーの教えは、他の誰かに対してだけではありません。 自分自身に対しても同様です。 自分に暴力を振わないことは、自分に苦痛を与えないということ、自分に優しくするということです。 アーサナ(ポーズ)を取るときにも、アヒムサーは大切です。 ヨガのポーズで大切なことは、安定していること、快適であることです。 もともとアーサナは、長時間快適に瞑想をするための、姿勢の練習です。 そのために生まれたのがアーサナです。 難しいポーズを取ることがゴールではなく、目指すのは自分自身が、安定して快適であること。 つまり、苦痛がないことです。 皆さんはどのような表情でポーズを取っていますか? 怖い顔で、眉間にシワを寄せて頑張ることは、自分に優しいことではありません。 また、できないことで自分を否定することも、アヒムサーに反します。 どんなときでも、自分に優しく、快適に、笑顔でポーズを取れることが一番大切なことです。 そして、アヒムサーは、ヨガだけでなく、日常生活の上でも重要なことです。 行動、言葉、思いにおいて、自分に優しくできると、その優しさは段々と周りにも広がっていきます。 自分に優しくできて、初めて本当の意味で他人にも優しくなれるものです。 自身から生まれる優しさは、アヒムサーの波となり、周りとの調和として平和につながっていきます。 笑顔の連鎖と同様ですね。 ヨガの教えはポーズを取るときだけでなく、日常生活にも生きていくものです。 早速、アヒムサーを実践してみましょう。 ヨガはもちろん、普段の生活も、もっと快適で楽しくなると思います。