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グレーゾーンを楽しもう
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
おはようございます。
もう、いつの間にかセミの声は聞こえなくなりましたね。
秋ですね。
秋は気温の変化、気圧の変化が激しい季節です。
また、食べ物が美味しくなる季節です。
自律神経の乱れや胃腸の調子を意識しながら、風の匂い、日の長さ、空の色・・・少しずつ変わっていく、四季の変化を楽しみたいものです。
ヨガは、身体だけでなく、心にも色々な変化をもたらすものです。
ヨガは競い合うものでもなく、結果を求め記録を作るものでもありません。
自分にできないポーズがあっても凹む必要はありません。
白黒はっきりつけずに、曖昧さを楽しむ余裕を持ちたいものです。
ヨガのポーズを練習するとき、自分の身体の感覚がいつも同じではないことに気付く人も多いと思います。
私たちの身体は、日々変化を繰り返しています。
そして、その変化は身体だけでなく、心についても同様です。
「できる・できない」「良い・悪い」のジャッジをせずに、「今の私」を客観的に捉え、毎日変わる身体と心の状態をそのまま受け止めてみましょう。
優劣や白黒つけずに、そのまま受け止めることは、自分に限ったことではありません。
家族や恋人など、周りの人に対しても同様です。
決めたこと、宣言したことができなかったとき、自分や相手を追い詰めてしまうことがある、そのことに気づいてください。
「絶対に・・・」「永遠に・・・」など、100%でも0%でもないのが現実というもの。
まずは、物事を客観的に受け止めましょう。
曖昧なほうが居心地がよく、お互いにバランスが保ちやすいこともあります。
身内や恋人など、距離が近い人こそ、いい意味でのゆとり、グレーゾーンのおかげで関係性が良くなることもあります。
「○○って言ったじゃない!」その一言を飲み込んで、「そんなこともあるよね~」の余裕を持てるといいですよね。
何らかの理由があり、できないことがあったとしても、事実はそのまま受け止め、正解・不正解を求めないこと。
いい感じの曖昧さや心にスペースを作ることは、お互いを尊重し関係性を大切にすることにつながります。
自分の感情を押さえつけ、我慢するということではありません。
不安定の中で快適さを目指すということです。
何だか、グラグラ不安定な中で、楽しみながら行うヨガのポーズと似ていませんか?
ポーズのバランスを保つには、日々変化する身体や心の状態をそもまま受け止める必要があります。
完成形を目指すのではなく、目指すのは快適さ。
今の自分と向き合うことで、快適なポーズがキープできるのです。
いろいろな日があっていい。
いろいろな人がいていい。
いろいろな考え方があっていい。
いろいろな色があっていい。
そう思うことで、どんな状態でも受け入れる余裕、曖昧なグレーゾーンを楽しむことができるのではないでしょうか?
「そんなこともあるよね」と、笑い飛ばしたほうが、人生楽しく、ラクになりそうですね。
