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「ゆっくり」の習慣
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんにちは。
早いもので、明日から9月です。
仕事や家事、育児や介護で忙しい毎日。
バタバタ動き回っているわりにははかどらず、イライラすることってありませんか?
そのような状態が続くとストレスが溜まって、心が疲れてしまいます。
かくいう私も、以前はとてもせっかちな性格でした。
しかし、ヨガがきっかけで、「ゆっくり動作、ゆっくり呼吸」を心掛けるようになりました。
すると、ストレスに左右されなくなり、好不調の波が小さくなりました。
どうやら、「ゆっくり」は心穏やかで、充実した毎日のための、大切なポイントであるようです。
そして、崩しやすい自律神経のバランスを取るためのカギなのです。
人間の身体は、内臓の働きや呼吸をつかさどる自律神経によってコントロールされています。
自律神経のアクセルにあたる交感神経と、ブレーキにあたる副交感神経の両方のバランスが取れている状態が理想的です。
ところが、現代日本人の多くは、ストレスのため交感神経の働きが強まり、副交感神経の働きが弱まっているアンバランスな状態にあります。
しかも、副交感神経の働きは、男性なら30歳、女性なら40歳を境にガクンと低下するそうです。
年齢を重ねるにつれて、ストレスで崩れた自律神経のバランスを回復するのが難しくなるのですね。
実はこのアンバランスが万病の元。
血管が収縮して血液がドロドロ状態になり、臓器の働きや免疫力の低下につながります。
脳の血流も悪くなるので、判断力や決断力も鈍くなります。
すると、暮らしの中でうまくいかないことが増え、ストレスを感じて、さらに交感神経が優位になり・・・と、良くないスパイラルにはまってしまいます。
ですから、「副交感神経の働きを高めること」こそが、心と身体を元気にする一番の近道を言えるのです。
では、どうすれば副交感神経の働きを高められるのでしょうか?
先にも述べましたが、特効薬は「ゆっくり」です。
一番大切なのは、深くゆっくりとした呼吸です。
逆に呼吸が浅く早いと、交感神経が高まってしまいます。
ヨガでも「呼吸が大切」と、よく言われますよね。
とは言っても、忙しい毎日の中では、心がけていても呼吸がつい浅くなりがちです。
深い呼吸をし続けることは、なかなか難しいものです。
そこで提案したいのが、動作をゆっくりに変えてみることです。
ゆっくり動いているとき、呼吸は自然と深くゆったりしたものに変わります。
呼吸が深くなることで、副交感神経の働きはアップし、自律神経のバランスが整います。
血流が良くなり、身体の隅々まで酸素、栄養が届くことで、身体も心も元気になります。
ストレスからの回復が早くなり、免疫力も向上し、内臓の働きも活発になり、判断力が高まるなど、様々な良い変化が起こるのです。
動き方を変えるだけで呼吸が変わり、心身が良い状態になるとは不思議に感じられるかもしれません。
でも、人間の身体は、私たちが普段考えているよりも、繊細で敏感なものです。
実際に試してみれば、効果を実感できると思います。
<ゆっくり呼吸のすすめ>
簡単にできる呼吸法としておススメなのが、「1:2(ワン・ツー)呼吸」です。
方法は、鼻で吸って、2倍の長さで吐くだけ。
1日のうち、いつでも都合のいい時に、3分意識して行ってみてください。
それだけで、自律神経のバランスが整いますよ。
①3~4秒かけて、鼻から息を吸う。
②口をすぼめて、または鼻から、6~8秒間かけてゆっくり息を吐く。
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