Blog ブログ CATEGORY ALL お知らせブログ 2020.06.12 ブログ アーユルヴェーダの智慧、6月の過ごし方。 おうちヨガto smile ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~ おはようございます。 梅雨を思わせるムシムシとした日が続いています。 昨日私は、ケミカルブレンドの”sweet lady”という、女性ホルモンを整えたり、ビタミンやミネラル補給におススメのハーブティーを買ってきました。 この時期乱れやすい”ヴァータ”を整えるために、ゆっくりとリラックスした時間を夕方に取ることを意識しています。 日本には、春、夏、秋、冬と4つの季節がありますが、アーユルヴェーダでは、この四季の他に、梅雨と台風の時期を加えて、全部で6つの季節に分けています。 今月は6月。 1年の中で、一番”ヴァータ”を乱しやすい梅雨の季節になります。 ヴァ―タは、風から連想できる動きを生み出すエネルギーの「質」のことを言います。 特徴は、動き、軽い、冷たい、乾燥、変化、不規則などです。 例えば、だんだんとこれから夏に向けて日中の気温が上がり汗ばむときがありますが、朝と夕方には風が出てきて冷え込んだりします。 また、うっかり雨にあたって濡れたままの身体で、部屋に冷房がかかっていたりすると、身体の芯から冷えてしまいます。 この様な、気温の差の動きや変化、濡れることでの冷たさというヴァ―タの質が、ヴァ―タを乱しやすい要因の一つになります。 ですから、梅雨の時期は普段以上に、自身の様子を丁寧に観察する必要があります。 では、どうしたらいいのでしょうか? 今の自分が普段以上に増加している質と、反対の質を取り入れることでバランスが整いやすくなります。 例えば、冷たい湿気が身体にまとわりつくような冷えを感じるときは、乾布摩擦などで乾燥と熱を与えてみる。 身体が冷たく乾燥している時は、温かい質を持つセサミオイルでマッサージをして潤いを与える。 暑いときには、冷たい質を持つココナッツオイルを塗る。 自身の「今」を丁寧に観察して、適切な方法を選び、より効果的にケアしていきたいですね。 また、この時期の温度、湿度など、日々の激しい変動は、体力を消耗させます。 消化力(アグニ)も弱まりやすい時期。 消化力が低下しているときは、食後に胃が重く感じる、便秘もしくは下痢、ガスが多い、食欲がないなどの症状になります。 食事の質や仕方にも、気を配りたいものですね。 お腹がすいていないのに時間だから食べる、体力をつけなくてはと無理して食べる、これは、消化力をさらに低下させる原因になりますので、お腹がすいてから自分の今の消化力に見合った量を食べましょう。 そして、温かく消化の良いものを食べるといいですね。 消化力を高める生姜を食事に入れたり、消化を促進するフェンネルなどのスパイスもおススメします。 とは言え、暑い日に冷たい飲み物を欲しくなることもあります。 冷たい飲み物を摂るときも、身体が冷え過ぎない工夫が必要ですね。(下記、ジンジャー・シロップを活用してみてください。) 日本では昔から、「季節の変わり目に風邪をひく」といいますね。 これは、季節と季節の変わり目(変化)で、ヴァ―タやアグニを乱してしまったからなのです。 ヴァ―タを整えるのに一番よいとされているのが、規則的な生活と早寝です。 ヴァ―タの乱れやすい夕方の時間帯(14時~18時)の過ごし方を変えていくのも、ヴァ―タを効果的に整えます。 例えば、夕方に夕日を眺めたり、温かい飲みものを飲んだり、リラックスする時間を作ったりします。 そして、この時間帯は瞑想にも向いていて、それから先の時間が調和的で安定した時間を過ごすことができますよ。 アーユルヴェーダの智慧を日々の生活に無理なく活かして、健康で、幸せな毎日を過ごしましょう。 【6月の過ごし方】 ・雨で身体を濡らして、冷やさないようにします。 ・朝6時前には起き、夜は遅くても10時半には寝るという、規則正しい生活を心がけます。 ・夏に向けて体力が低下してくるので、過度の運動は控えるようにしましょう。 ・不用意に裸足で歩かないようにします。 ・酸味や塩味がやや多い、温かい食事を摂るようにしましょう。 ・オイルマッサージをすることを心がけましょう。 ・ヴァータを整える、クミン、フェンネル、生姜、シナモンなどのスパイスを使って調理します。 【ジンジャー・シロップの作り方】 ①生姜スライスをてんさい糖えを混ぜて、半日ほど置いておく。(量はお好みですが、砂糖が少なすぎると水分が上がってきません。) ②生姜がかぶるほどの水分が上がってくる。 ③お好みのスパイスを入れ、1.5倍ほどの水を入れる。(シナモン、ブラックペッパー、クローブがおススメです。クローブは消化促進や殺菌効果が強いので梅雨の時期に特におススメです。) ④30分ほど弱火で、少しトロッとなるまで煮込みます。 *このジンジャー・シロップとレモンを、天然炭酸水で割ったジンジャーエールはとても美味しいです。 *少し冷える日は、ジンジャー・シロップをお湯で割って頂くと身体がとても温まりますし、殺菌効果も高いですよ。 ブログ一覧
2020.06.12 ブログ アーユルヴェーダの智慧、6月の過ごし方。 おうちヨガto smile ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~ おはようございます。 梅雨を思わせるムシムシとした日が続いています。 昨日私は、ケミカルブレンドの”sweet lady”という、女性ホルモンを整えたり、ビタミンやミネラル補給におススメのハーブティーを買ってきました。 この時期乱れやすい”ヴァータ”を整えるために、ゆっくりとリラックスした時間を夕方に取ることを意識しています。 日本には、春、夏、秋、冬と4つの季節がありますが、アーユルヴェーダでは、この四季の他に、梅雨と台風の時期を加えて、全部で6つの季節に分けています。 今月は6月。 1年の中で、一番”ヴァータ”を乱しやすい梅雨の季節になります。 ヴァ―タは、風から連想できる動きを生み出すエネルギーの「質」のことを言います。 特徴は、動き、軽い、冷たい、乾燥、変化、不規則などです。 例えば、だんだんとこれから夏に向けて日中の気温が上がり汗ばむときがありますが、朝と夕方には風が出てきて冷え込んだりします。 また、うっかり雨にあたって濡れたままの身体で、部屋に冷房がかかっていたりすると、身体の芯から冷えてしまいます。 この様な、気温の差の動きや変化、濡れることでの冷たさというヴァ―タの質が、ヴァ―タを乱しやすい要因の一つになります。 ですから、梅雨の時期は普段以上に、自身の様子を丁寧に観察する必要があります。 では、どうしたらいいのでしょうか? 今の自分が普段以上に増加している質と、反対の質を取り入れることでバランスが整いやすくなります。 例えば、冷たい湿気が身体にまとわりつくような冷えを感じるときは、乾布摩擦などで乾燥と熱を与えてみる。 身体が冷たく乾燥している時は、温かい質を持つセサミオイルでマッサージをして潤いを与える。 暑いときには、冷たい質を持つココナッツオイルを塗る。 自身の「今」を丁寧に観察して、適切な方法を選び、より効果的にケアしていきたいですね。 また、この時期の温度、湿度など、日々の激しい変動は、体力を消耗させます。 消化力(アグニ)も弱まりやすい時期。 消化力が低下しているときは、食後に胃が重く感じる、便秘もしくは下痢、ガスが多い、食欲がないなどの症状になります。 食事の質や仕方にも、気を配りたいものですね。 お腹がすいていないのに時間だから食べる、体力をつけなくてはと無理して食べる、これは、消化力をさらに低下させる原因になりますので、お腹がすいてから自分の今の消化力に見合った量を食べましょう。 そして、温かく消化の良いものを食べるといいですね。 消化力を高める生姜を食事に入れたり、消化を促進するフェンネルなどのスパイスもおススメします。 とは言え、暑い日に冷たい飲み物を欲しくなることもあります。 冷たい飲み物を摂るときも、身体が冷え過ぎない工夫が必要ですね。(下記、ジンジャー・シロップを活用してみてください。) 日本では昔から、「季節の変わり目に風邪をひく」といいますね。 これは、季節と季節の変わり目(変化)で、ヴァ―タやアグニを乱してしまったからなのです。 ヴァ―タを整えるのに一番よいとされているのが、規則的な生活と早寝です。 ヴァ―タの乱れやすい夕方の時間帯(14時~18時)の過ごし方を変えていくのも、ヴァ―タを効果的に整えます。 例えば、夕方に夕日を眺めたり、温かい飲みものを飲んだり、リラックスする時間を作ったりします。 そして、この時間帯は瞑想にも向いていて、それから先の時間が調和的で安定した時間を過ごすことができますよ。 アーユルヴェーダの智慧を日々の生活に無理なく活かして、健康で、幸せな毎日を過ごしましょう。 【6月の過ごし方】 ・雨で身体を濡らして、冷やさないようにします。 ・朝6時前には起き、夜は遅くても10時半には寝るという、規則正しい生活を心がけます。 ・夏に向けて体力が低下してくるので、過度の運動は控えるようにしましょう。 ・不用意に裸足で歩かないようにします。 ・酸味や塩味がやや多い、温かい食事を摂るようにしましょう。 ・オイルマッサージをすることを心がけましょう。 ・ヴァータを整える、クミン、フェンネル、生姜、シナモンなどのスパイスを使って調理します。 【ジンジャー・シロップの作り方】 ①生姜スライスをてんさい糖えを混ぜて、半日ほど置いておく。(量はお好みですが、砂糖が少なすぎると水分が上がってきません。) ②生姜がかぶるほどの水分が上がってくる。 ③お好みのスパイスを入れ、1.5倍ほどの水を入れる。(シナモン、ブラックペッパー、クローブがおススメです。クローブは消化促進や殺菌効果が強いので梅雨の時期に特におススメです。) ④30分ほど弱火で、少しトロッとなるまで煮込みます。 *このジンジャー・シロップとレモンを、天然炭酸水で割ったジンジャーエールはとても美味しいです。 *少し冷える日は、ジンジャー・シロップをお湯で割って頂くと身体がとても温まりますし、殺菌効果も高いですよ。