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アーマをためない生き方
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんにちは。
まるで梅雨入りしたような天気が続いています。
曇りの日は、その白さを楽しみます。
雨の日は、すべてを洗い流してくれる雨を楽しみます。
何だか体調が良くない、気分が冴えない・・・なんて人はいませんか?
それって、「アーマ」のせいかもしれません。
人が何か食べると、それは消化・吸収され、身体の一部となり、不要なカスは排出されます。
というのは、一般的な認識ですが、アーユルヴェーダでは、消化が完全にはできず、かつ不要物として排出もできず、身体の中にたまってしまう場合があると考えます。
それを「アーマ」と呼んでいます。
アーマが体内にあると、身体が正常に機能せず、身体が重い、朝起きられない、など様々な不調を感じるのです。
アーマは、目で見たり、つかんだりできないものですが、溜まっていると、このような症状が現れます。
①「臭い」~口臭や体臭、おならの臭いが気になる。
②「ベタベタする」~肌や口の中がベタベタする。便の粘性が強くなる。
③「重い」~身体が重い、気が重い。
では、アーマを解消するにはどうしたらいいのでしょうか?
簡単に取り入れられる方法をご紹介します。
①お腹が空いてから食べる。
朝・昼・晩を食べる習慣でなくてもよいのです。
間食して空腹でないのに食事をするのもNG。
「空腹感がない=アーマがある」ということなのです。
過剰に食べたものがアーマになってしまうのです。
②塩味・辛味・酸味の食事で、「アグニ(消化の力・消化の火)」を上げる。
アグニを強くして、「スロータス(流す力)」を整った状態にしておきます。
③寝る前に65度程度の白湯を、すするように飲む。
実はこれが一番おススメの解消法です。
熱めの白湯を体内に通すことで、1つはアグニ(消化の力・消化の火)を強めます。
さらには、スロータス(流す力)をサポートして、排出力を手助けしてくれます。
アーマの消化を促し、体内をスッキリさせてくれます。
また、この方法は、老若男女、ライフスタイルに関わらず、取り入れやすいところが優れていますね。
*白湯は、寝る前に飲むのも良いですが、朝や食事中に飲んでもいいのです。
朝に飲む場合は、胃腸への負担を軽くするため、ぬるめをゆっくり飲むようにします。
ご紹介した方法は、どれもアグニを整え強くしてくれる、アーユルヴェーダの智慧です。
一つ取り入れるだけでも変化を感じられるはずです。
シンプルで正しい方法を習慣にして、アーマをためない、心身共に健やかな生き方に手を伸ばしてみませんか?
