おうちヨガto smile

　～もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室＠大山・中板橋・常盤台～

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こんにちは。

 

昨日、花屋さんに行きました。

いつもなら、ゆっくり花を楽しんで選ぶのだけれども、今はそうはいきません。

目に留まった、ナデシコの花を買いました。

誰が来るでもないのだけれど、部屋に花を絶やさないようにしています。

 

ヨガの話をします。

本日のテーマ「ヴァイラーギャ」とは、「離欲」という意味です。

つまり、「物事に執着せず、手放す」という意味です。

 

たくさん空気を吸い込もうと思ったら、まず全部吐き出すこと。

集中力を高めて仕事の能率を上げたかったら、雑念をはらうこと。

身体を柔らかくしたかったら、余計な力みを手放すこと。

 

ヨガの呼吸、瞑想、ポーズには、手放すためのヒントが詰まっています。

ヨガは、何かを手に入れるのではなく、「手放す」ことなんです。

 

ヨガの哲学的な考えの中に、「移り変わるものに執着しない」というものがあります。

 

例えば、「いつまでも昔のように若々しく、キレイでいたい」が、「絶対そうでなくてはならない」になると苦しくなります。

肌や身体の衰えに抗って自分の老いに苦しむよりも、その考えを手放して、自分の変化を受け入れて楽しんだほうが、気持ちは断然ラクになります。

 

「自分の子どもをいい学校に行かせたい」が、「絶対そうでなくてはならない」になると辛くなります。

自分の欲求に応えてくれない子どもにイライラするよりも、その考えを手放して、子どもの個性や意見を尊重したほうが、気持ちは断然ラクになります。

 

そう、どんなことでも、必要以上に物事に執着しないこと。

執着を手放すと、気持ちがラクになるんです。

 

思うようにいかなくてイライラしたり、ムカッときたり、落ち込んだり、不安になったりするのは、自分の理想の状況に自分を縛りつけて執着しているから。

それに、ハッを気づくと、気持ちも落ち着きます。

 

自分の理想にあまり執着し過ぎず、できない自分を素直に受け入れ、苦しい状況を受け止めて、手放すことを覚えましょう。

 

おそらく、そうやって手放していくと、結果も不思議をついてくるものです。

淡々とやるべきことをやっていれば、その先に自分の想像以上の良いことが実現できるかもしれません。

 

手放すものが増えると、幸福度も上がる感じがします。

手放すと、両手が自由になりますから・・・。