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片鼻呼吸でニュートラルな自分に!
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんにちは。
恩師、佐藤ゴウ先生は、こまめにラインをくださいます。
「元気か?」と。
浅草から、海の近くに引っ越しをしたゴウ先生。
5月末にお宅を訪問する予定になっています。
行けるといいな・・・。
季節は春。
せっかく伸びやかに過ごせる暖かな日差しがあるのに、なんだかもったいない気がします。
しかし、今は仕方ありません。
stay home。
気楽におうち時間を過ごせればいいけれど、多少なりとも心に不安を抱いているはず。
そして、気の張る日々。
それは、すなわち心身が緊張状態にあることを意味します。
適度な緊張は、精神を研ぎ澄ませ、危険を回避しなければならない状況でプラスに働きます。
一方で、どんな人にとっても、そういった緊張状態が長く続いて生活していくことは、心地よいとは言えません。
その緊張は、休日などにどっと疲れとなり出てきます。
冬の寒さから解放された安心感もあいまって、疲れが出やすいこの季節。
”五月病”という言葉があるくらい、ヤル気が出なかったり、ふさぎ込んでしまったり、そんなスッキリしない気分に落ち入りやすい時期なのです。
「気が張っている」とき、その「気」が、皮膚・鼻・口といった身体の表面をバリアするように覆い、ウイルスや細菌から身を守る働きをすると言われています。
免疫機能が働いている状態です。
逆に、「気が緩む」とき、つまり、緊張から解放されて気が抜けた状態になると、風邪などのウイルスに感染しやすくなります。
また、食欲不振や不眠など、五月病の症状に悩まされるかもしれません。
「病は気から」という古くからの言葉でも分かる通り、「気」は体調に大きく影響するのです。
緊張しすぎてもダメ、緩みすぎてもダメなんですね。
ここで大事なのは、「気」の緊張と緩みのアップダウンを、なるべく少なく、ニュートラルにしておくことです。
そこで注目なのが、ヨガの呼吸法の実践です。
呼吸によって、ニュートラルな状態を作るのです。
ニュートラルな状態というのは、自律神経を構成する、交感神経と副交感神経のバランスが取れた状態のことです。
気が張っているとき、つまり、交感神経が活発なときは、反対の要素である副交感神経をコントロールしてニュートラルな状態へ導きます。
副交感神経を司るのは、左の鼻腔です。
左の鼻腔のみを使った片鼻呼吸を何回か繰り返すことで、副交感神経に穏やかにスイッチが切り替わるでしょう。
<左の鼻腔の片鼻呼吸のやり方>
①安定した姿勢で、背筋を伸ばして座ります。(イスでも、座位でもOK)
②目を閉じて、口も閉じます。
③右手の親指で、右鼻をおさえます。
④左の鼻腔だけで、ゆっくり吐いたり吸ったり、数回繰り返します。
気の張った状態を落ち着かせるときだけでなく、イライラしたり、頭に血が上ったりしたようなときも効果を発揮します。
逆に、ヤル気が出ないとき、つまり副交感神経が優位になり過ぎているときは、交感神経をコントロールしましょう。
左の鼻をおさえて、右の鼻腔での片鼻呼吸をしていきます。
心身の疲れを溜め込む前に、日々できることで解消していきましょう。
そうすることで、自分自身が無理をせずに、ありのままで過ごせるのではないでしょうか?
是非、活用してみてください。
