Blog ブログ

体験入学受付中

HOME // ブログ // 人の強さは、自分の弱さを受けいる勇気にある。

Blog ブログ

CATEGORY


ブログ

人の強さは、自分の弱さを受けいる勇気にある。

おうちヨガto smile


 ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~






おはようございます。

 

 

私は、高校の教師をしていましたが、新任の時に、言われた言葉があります。

「校門を入った瞬間から、いや、家のドアを出た瞬間から、自分を捨てなさい。教師の自分でありなさい。」

長い教員生活の中で、それは自分に沁み込んでしまったようです。

 

 

あなたは、人に弱さを見せることはできるでしょうか?

あなたは、自分の弱さを認められるでしょうか?

 

 

人は必ず弱さを持っています。

弱さを認めることは、非常に勇気がいることです。

 

自分は強くなければならないとか、間違ってはいけないという気持ちが働きやすく、すると、どうにも弱さを認めるのが難しくなってしまいます。

弱さを避けようとするのは、人間の性質なのでしょう。

 

 

しかし、脆さや傷つく可能性のある状態を認めた上で、向き合えるか否かが、その人の勇気につながります。

さらに、傷つきやすい自分の生身をさらけ出せるかというのは、人とのつながりを示す指標にもなり得るでしょう。

 

この脆さ、傷つく可能性のある状態を「ヴァルネラビリティ」を言います。

痛みや批判を怖れず、勇気を持って今の自分の存在を示し、生身の自分をさらけ出すこと、それが、「ヴァルネラビリティ」なのです。

 

 

逆説的に言うと、「弱さがあるから、強くなれる」のです。

 

本当に強い人であれば、ヴァルネラビリティを受け入れることを体現しています。

何もその強さを誇示せず、強い言葉なども使いません。

鎧を脱いで、生身の自分で、他の人との関係性を築けるのです。

 

 

あえて、身をさらす勇気が人を変えます。

そして、その度に、自分を強くします。

 

 

鎧や重い仮面を身に着けている方が楽かもしれません。

しかし、それでは本当の意味で、自分らしく生きることはできません。

ヴァルネラヴィリティを受け入れることは、真の自分らしい人生を生きることなのだと思うのです。

ブログ一覧