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ヨガの智慧を生活の中に取り入れる ②
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
おはようございます。
お蔭さまで、「おうちヨガto smile」、12月で4周年を迎えることができます。
これもひとえに皆さまのお蔭です。
ありがとうございます。
年末お忙しい中ではありますが、12月29日(日)、30日(月)に特別ワークショップを開催致します。
*詳しくは、11月末にアップさせて頂きます。
4部制なのですが、2・4部では、ヨガの哲学の話をしたいと思っています。
哲学といっても小難しいことではなく、ヨガの智慧を生活に生かす、そのヒントをヨガ哲学からご紹介したいと思っています。
予習的に、数回に分けて、今回のヨガ哲学ワークショップ(2・4部)の話を、アップしたいと思います。
【ルーティーンを取り入れる】
ヨガの実践には、8つの段階があると、ヨガの経典「ヨガ・スートラ」の中で、聖者パタンジャリが述べています。
1.ヤマ(日常生活の中で行わない方がよいこと)
2.ニヤマ(日常生活の中で行った方がよいこと)
3.アーサナ(座法・ポーズ)
4.プラーナ―ヤーマ(調氣法)
5.プラティアハーラ(感覚を制御すること)
6.ダーラナ(集中すること)
7.ディヤーナ(瞑想すること)
8.サマーディ(三昧・愛で満ち溢れている状態)
脳が一日に使えるエネルギーの量が限られていることをご存知でしょうか?
6番目の「ダーラナ(集中すること・集中力)」。
私たちは、日々、気づかないうちに膨大な情報量の中、多くの選択と決断を迫られています。
大切な場面での判断力に支障が出ないように、エネルギーを温存しておいた方がいいです。
そのための方法の1つが、「日常にルーティーン」を取り入れることです。
段取りやスケジュールが決まっていないと、物事はスムーズに進みません。
事前に段取りを決めず、あれをやろう、これをやろうと、考えながら作業をしていると、余分に時間がかかってしまうものです。
大切なことにおける、的確な判断は「集中力」にかかっています。
行動をルーティーン化することで、細かい判断にかける時間と労力を、日常から意図的に省略できます。
大事な場面で、本来の力が発揮できるはずです。
そして、生活にルーティーンを取り入れることで、日々の変化に敏感になります。
それは、自分の状態をチェックすることにもつながってきます。
例えば、毎朝ヨガのポーズや呼吸を、同じシークエンス(順序)で練習しているとします。
昨日はすんなりできていたポーズが、今日は上手くできない。
それが、天気のせいなのか、寝不足のせいなのか、人間関係のトラブルを引きずっていて気分が乗らないのか・・・。
自分を観察しながら、原因を探っていくことができます。
日々変わらないルーティーンを日常に取り入れることは、物事に対して丁寧に向き合い、感覚を研ぎ澄ますことになるのです。
段取りを決めて、今日も軽やかに過ごしていきましょう!
