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新米は消化に悪い?「秋の新米」

おうちヨガto smile


 ~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~






こんばんは。


朝晩は涼しくなり、陽の落ちるのもずいぶん早くなってきました。


街の風景もガラリと変わり出しました。


 

 

そして、「収穫の秋」。


日本では五穀豊穣を祝い、新米を神に捧げるお祭りがありますね。


その歴史は数千年に及ぶとも言われています。


日本人であれば、ツヤツヤでモチモチ、甘味と風味豊かな ”秋の新米” を期待せずにはいられません。 


 

 

日本人のソウル・フードと言っても過言ではないだろう秋の新米。


実は、インドでは、新米は「消化の重い米」と考えられていて、古米のほうが値段も高く、重宝されているのです。


実際に新米を炊いてみると、古米と比べ、水の量も1割ほど減らしてもいいくらい水分の差があります。


 

 

とは言え、日本のお米の品質は、世界的に見ても間違いなくトップクラス。


甘味も風味も香りも豊かで、その差は歴然です。


化学的に見ても、日本で保存されたお米は、梅雨の湿気や夏の高温などにより、米に含まれる脂質の酸化が進むため、古米は味が落ちると考えられています。


 

 

アーユルベーダでは、冬が最も消化力が上がると言われています。


つまり、日本で新米を食べようと考えたとき、夏の弱った消化力が回復し出し、冷たく乾燥したバータ(風のエネルギー)の季節の始まりに合わせて、どっしりと甘味をたっぷり含んだモチモチの新米を食べる日本の文化は理に叶っているというわけです。


 

 

新米は食べるときに、注意するべきことは二つ。


 

一つ目は、新米は消化力がしっかり整ってから食べること。


夏の疲れが残り、「消化力が上がり切っていないなぁ~」と感じたときは少なめに。


消化力が最も上がる昼食に食べるのが理想です。


 

二つ目は、消化力を上げる梅干しや漬物、発酵食品の味噌汁など、お米と相性のいい、日本伝統の食材と一緒に食べること。


 

 

その土地の気候と人によって作り出される、伝統文化や習慣。


日本にいるのならば、日本伝統の文化や四季を楽しむことが醍醐味です。


「何を食べるか?」ではなく、「どう食べるか?」を大事にしてみましょう。


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