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一日遅れの秋分の日 「陰と陽」
おうちヨガto smile
~もっと人生が豊かになるプライベート・ヨガ教室@大山・中板橋・常盤台~
こんにちは。
一日遅れですが、昨日は秋分の日でしたね。
まだ今シーズンは見てはいないけれど、彼岸花が鮮やかな季節です。
秋分の日は、春から夏の「陽」が、秋から冬の「陰」に転じます。
芽がグングン伸びて、葉や花が太陽に向かって開こうと外へ外へ向かう季節から、葉が落ちて土になり栄養を育むように内へ内へ向かい、心の種を育み豊かな静けさを楽しむのにぴったりの季節に変わってきます。
ヨガは身体への感覚やポーズ、呼吸を通して、呼吸の間にある静けさ、思考の言葉の間にあるスペース、残る感覚の余韻を味わい、いつもいつも、せわしなく動いている頭を静め、自分の内へ向かうツールです。
秋分の日と線を引くように日付が区切られているだけで、季節が少しずつゆっくりを移ろいでいきます。
少しずつ日が傾き、青色がかった空が少しずつ黄色味を増して、やがてピンク色からオレンジ色の夕焼けに。
そして、藍色の夜の空を夕焼けがグラデーションになるように。
ハキハキと良い!ダメ!と区切りをつけるのも時には助かるけれど、yes,no あれこれとスピードアップや、選択を次に考える間もなく迫られる風潮に疲れを感じることもあります。
「陰と陽」、ハッキリと線で区切るものでもなく、移りながら調和しています。
女性性、男性性、ネガティブ、ポジティブも、線で分けるものではなくふんわりとつながっています。
一呼吸の間でも、感覚が移ろいゆくように、変化をゆったり味わう時間を・・・。
